夏の装いを華やかに変える大人の透け柄スタイルとして、古くからの絹織物の産地として知られる山形県の南部に位置する米沢市で織られた米沢織物を使ったシリーズが京都のアトリエに届きました。
 
米沢に伝わる着物柄をベースにした生地は、ジャガード織機を使い織られます。その複雑な織柄と繊細なオーガニックコットン糸を採用することで、織り速度がゆっくりとした旧式の織機が選ばれました。平組織、綾組織、サテン組織の3種類の糸で構成される生地は、繊細で独特な表情を生み出します。


 

ゆっくりと時間をかけ織られたジャガード生地の表面を新潟県で精密カットすることで、ベロアのようなタッチの独特な織柄が生まれました。各地の職人さんの新たな挑戦として作られたこの生地は、途方も無い職人技術が必要となります。中でも、風合い豊かなオーガニックコットンの精密カットは難航を極めたと語る職人の方々。



そんな職人のものづくりの精神を感じる生地は、夏の太陽にかざすと薄らと透ける透け柄は奥ゆかしい涼感が漂う一枚です。
その特性を活かし今回デザインされたのは「Tシャツ」「ワンピース」「スカート」「ローブ」の4アイテム。気品漂う夏のお出かけスタイルをご提案します。

ローブ以外のアイテムには、裏地に色の異なるオーガニックコットン生地を付けることで生地の透け柄を強調しています。これにより一枚で透けず、柄の美しい表情が楽しめる実用性の高いアイテムに仕上がりました。
 



   




人気の究極のコットン生地と米沢織のコントラストが華やかなTシャツは、普段使いもできる万能Tシャツに仕上げました。ベロア調のジャガード生地と、高級綿の美しい艶が魅せる大人のフレンチTシャツです。
 
ウエストを巾着のように絞って着る巾着デザインのスカートはすっきりとしたシルエットで合わせるものを選ばない万能スカートです。組み合わせるアイテムでシックにもカジュアルにも表情を変えるスカートは、夏の装いに大人のアクセントをプラスします。斜めに付けられた大きなポケットが遊び心を感じます。

 






「NADELL Wedding Dress」のドレスデザインをベースに制作されたワンピースは、ネックラインに施されたエレガンスな曲線が美しい一枚。ノースリーブでも腕周りがすっきり見えるよう、絶妙な太さの肩幅に。これにより露出感を抑えた大人のノースリーブワンピースが完成しました。シンプルなAラインシルエットにすることで、カーディガンやジャケットなどどんな羽織にも対応します。

 
 


 
 
 

カーブを効かせた繊細なパターンで制作されたローブは、透ける柄と動きによる生地の揺れ感が美しい一枚。袖部分には涼やかな透け感を持つ薄手のオーガニックコットンボイルを採用。直射日光から肌を守りながら、軽やかな着心地を叶える夏の華やかな羽織です。
 

京都にアトリエを持つナデルらしい職人メイドの米沢織の透け柄シリーズの魅力を、ぜひ体感ください。
 

 

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