Organic cotton
オーガニックコットンファッションブランド「NADELL」は
京都を拠点にしたアトリエを中心に国内の作り手と、
オーガニックコットンの魅力を活かした製品づくりを行なっています。
命を尊重したものづくりを大切にするNADELLに欠かせない素材として、
オーガニック・テキスタイル世界基準「GOTS(Global Organic Textile Standard)」認証を受けた
オーガニックコットンが選ばれています。
<オーガニックコットンを選ぶ理由は2つ>
1.原材料である綿花を栽培する人々の健康と安心を約束する
2.生態系や環境を守る
GOTS認証は原材料がオーガニックであるだけではなく、
生地の生産・加工や保管・流通のすべての過程で
環境的・社会的な基準を満たした原綿に与えられています。
使用する染料や化学物質に毒性を含まないこと、
合成糊や塩素系の漂白剤、遺伝子組み換え生物の使用禁止。
そして労働条件や労働環境の整備、児童労働の禁止など、
様々な厳しい基準をクリアしたもののみに与えられています。
これにより、原材料の生産に関わる命が安心安全に生きられるようにという想いが込められています。
オーガニックコットンとは?
オーガニックコットンは、農薬や化学肥料など環境や生態系に負担のかかるものを
3年以上使用していない土地で有機・無農薬栽培された綿を指します。
1980年代アメリカで環境保護を目的にスタートしたのが、オーガニックコットンの歴史のはじまりです。
環境に良いことはもちろん、綿花を栽培する農家の人々の生活環境や経済的なサポートを行う
認定基準がアメリカやヨーロッパでも誕生しています。
その動きはまだ小さく、全綿花の生産量を占める割合は極わずかなものに留まっています。
オーガニックコットンは世界の耕地面積の約0.02%で栽培されています。
現在オーガニックコットンは世界の19か国で生産され、2018年の綿花の生産量は2582万トン。
そのうちオーガニックコットンは18万トンで全体の約0.7%にしかすぎません。
オーガニックコットンの遺伝子組み換え
遺伝子組み換えとは、作物などに対し、
他の生物の細胞から抽出した遺伝子を組み換え、新たな性質を持たせる手法を言います。
世界、のコットン総栽培面積3290万?のうち、遺伝子組み換えの割合はおよそ76%に及びます。
総輸入量は10万3千トンで、そのうち92%が遺伝子組み換えされたコットンです。
(数字は2018年、バイテク情報普及会調べ)
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