「エレガントで、一枚でも透けないTシャツが欲しい」そんな想いをきっかけにで誕生した「究極のTシャツ」シリーズ。長袖Tシャツができるまでのストーリーをお届けします。
シルクのように輝く究極のオーガニックコットン
今回のシリーズに採用したのは、究極のオーガニックコットンと評され、コットンとは思えないほどの光沢感を放つ「アルティメイト・ピマ」です。NADELLが主に使用する超長綿「スーピマーコットン」のさらに上をいく、世界一長い超長綿。
超長綿とは、綿花の中の繊維の平均の長さが平均35mm以上のもの。糸が長いため反射率が上がりシルクのような光沢感を放ちます。手触りがいいのはもちろん、綿花繊維が長いことで細くても強度を保ち、薄くて上質な生地を作ることができます。そんな超長綿の中でも、世界一の長いと言われる38.7mm以上を誇るのが「アルティメイト・ピマ」です。
昼夜の寒暖差が大きい標高1,200mの高知で栽培された綿花は、繊維の中空率が高く生地にハリと腰を与え、風合いを長く保つことができます。適度なヌメリ感を持ちながら、ドライタッチで心地よい柔らかさが特徴です。使い込むほどに肌になじみ、長く愛用できることから「究極のオーガニックコットン」と呼ばれています。肌触りと上質感に惚れ込み、エレガンスを表現する素材にアルティメイト・ピマを採用することになりました。
丸胴ではなく、あえて縫い目を
オーガニックコットンブランドのインナーに多いのが、脇に縫い目がない「丸胴(まるどう)」。じつは、NADELLのお洋服ラインには丸胴商品が少ないのです。それは、インナー一枚であってもくびれのシルエットにこだわるデザイナーの想いが隠れています。今回も丸胴ではなく背中に縫い目を施したデザインに仕上げました。
NADELLの定番のレースインナーにも施された背中の縫い目。これは、美しい曲線を描く女性のカラダのことを考えたデザインです。曲線を表現するために生地の端を曲線でカットし縫い合わせることで、平面ではなく立体的なシルエットになるよう計算されています。これにより、一枚で過ごす時もファッション性がプラスされ、ジェケットを着ていても脱いでも上品なTシャツが誕生しました。
VでもUでもない究極的なネックライン
自らもパターンを引くデザイナー。なかでもTシャツの顔となるネックラインは「最終的になんだか分からなくなってしまうほど、何度も何度も線を引き直した」といいます。最後は、パタンナーではなく、自分で引いたラインを採用したところにも、Tシャツへかける強いこだわりが垣間見れます。
朝方まで考え抜いたバインダー幅
最高のものを作りたいという想いから、日本でも高い技術を誇る縫製工場さんと協力し製作を行いました。そんなプロが一瞬根を上げるほど、難しい要求をしたのがネックラインのバインダー(※)幅。朝方まで考え抜いた幅のバインダーは、カジュアル過ぎずインナーでもない、絶妙な表情を生み出しています。
※バインダーとは?
生地の端にラッパ管といわれる特殊なアタッチメントを用いて3折り(あるいは4折り)した生地を巻き込んで縫っていく仕様のこと。
洗っても型崩れしない職人技
デザイナー自身の30年に及ぶ服作りの経験と技術で培ってきたノウハウを入れ込んだ、今回のシリーズには、ここでは語れないほどの秘伝のレシピが隠れています。Tシャツにありがちな型崩れを最小限に留めるため、生地の質感調整、型崩れしないための職人の縫の技術、究極的なパターン研究を施し完成したのがこのラインです。探究心はまだまだ終わりが見えないようで「この子達は進化させていくからね〜」とつぶやいています。
実際、一週間ほど連続着用をしたTシャツに対し、手洗いと天日干し、手洗いと浴室乾燥機など様々な方法で3度の洗濯実験を試みたところ、1cm弱の伸びはあるもののネックラインの型崩れもなく美しいラインを保つことが分かりました。
ものづくりの精神が宿る究極のTシャツ
徹底的なものづくりの精神を持つデザイナー北村ヨナと、日本のものづくりの職人技を集結させた究極的な一枚。上品な女性らしさを引き出すこのTシャツは、本物を知る大人の女性のワードローブに加えて欲しい一枚です。
商品詳細
素材 | 綿(organic cotton)100% |
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サイズ | S(着丈59cm、バスト80~86cm、袖丈49.5cm)
M(着丈60cm、バスト86~90cm、袖丈50cm)
L(着丈60cm、バスト90~96cm、袖丈50.5cm) |
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カラー | ホワイト、ネイビー |
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洗濯方法 | 水洗い
※詳しい洗濯方法については、商品の品質表示、タグをご覧ください。 |
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生産国 | 日本製 / made in japan |
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モデル身長 | --cm |
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